ずずの奇妙な冒険(1)ずず、東京へお引越しの巻
皆さん、こんにちは。
ずずです。
「東京で働く新米サラリーマンの日常」として、
簡単なエピソードを紹介することになりました。
4月、新潟から東京へ
今日はムシムシと生臭い天気です。
「引越し」・・・
それは人生の分岐点で、しばしばおとずれる一大イベント。
新潟から東京へ就職した僕にとっても当然のごとく、この日がやってきました。
社員寮のある会社なら、荷物を送るだけで済むかもしれませんが、
残念ながら僕の就職した会社には、そういう設備はありませんでした。
もし、就職先で寮を希望するのであれば、あらかじめ
福利厚生について調べたり、質問したりするといいでしょう。
僕のように、東京近郊で、アパートを探す場合、家賃は6万円でも安い方で、
敷金、礼金、仲介料、前家賃を考えると最低でも30万円は、
初期費用として必要になります。
僕の場合、そんな大金を準備する間もなく卒業して、4月を迎えてしまいました。
「仕事」は決まっているのに、「住む」とこは決まってない・・・
住むところがない!
のん気に構えてる暇もなく、とにかく安くて通勤の便利な物件を
必死に探しました。
そんなある日、知人の紹介で埼玉県にある某新聞専売所の2階にある
空き部屋をみつけました。そこから会社までは、ドアtoドアで1時間程度、
しかも乗り換えなし一本でいけることがわかりました。
早速、その新聞屋の社長さんの所へ挨拶に行くと、そのまま居酒屋へ
連れてかれました。
いや〜飲まされました。かなりの量です。
酒は強い方だと自負していた僕でしたが、ビールから始まって、途中から
焼酎をしこたま飲まされて(これから厄介になる身で断るわけにもいかず)、
ほとんど記憶がなくなるくらいに酔っ払ってしまいました。
そして、2軒目だったのか、3軒目だったのか定かではありませんが、
その新聞屋の社長さんから、
「おい、どうせ金ないんだろ、家賃はいらねぇからな、この野郎!」
と言われました。
まだ、住むことも決めていなかったのですが、
「いや、払います。」
ととっさに返すと、
「馬鹿野郎!恥をかかせるな!」
と罵られ、頭を軽く小突かれました。
家賃はタダだけど…
幸い、新聞屋の社長さんは、言葉は乱暴だけど、とても熱く、親切な方で、
僕は、しばらくその空き部屋に住むことを決めました。
朝方の帰り道、ベロンベロンに酔っ払った中、部屋の鍵を渡されました。
部屋は、7畳で、壁は昔ながら土壁。トイレはついてましたが、
お風呂は玄関の外に設置してありました。
しかもその部屋は、以前に下の階で小火があった影響で
部屋中がススだらけ、部屋の掃除には大変骨が折れました。
それでも雨風しのげれば、とりあえずは生きていけると思っていたので、
部屋が決まって、ホッとしたというのは言うまでもありません。
無計画でいると引越しって本当に大変です。
ずず
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